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No.30 私の想い:産後すぐの「空白の期間」を救いたい。安心の手と場所を全国へ

No.30 私の想い:産後すぐの「空白の期間」を救いたい。安心の手と場所を全国へ

妊娠、出産、産後と変化するお母さんの心と体。

睡眠時間が確保できない中での慣れない赤ちゃん育て。


そんな中でも必死に赤ちゃんを守っているお母さんたち。



「本当は今すぐ助けてほしい」――そんな切実な声に、私たちはどれだけ応えられているでしょうか。




先日、訪問ケアした産後20日のお母さんの身体。

双子ちゃんというこもあって、体はガチガチ。

ママさんも、双子育てが想像以上に大変だと仰っていました。



そんな身体に触れ、私が「ここまで頑張りましたね~。」と伝えると、



ママさんが一言。

「その言葉だけでも救われる気がします」と。




訪問産後ケアの現場で伺うのは、


「産後すぐは体が辛くて、どこかに頼りたくても、外部のサロンは早くても1ヶ月検診後からしか受け入れてくれない」


という現実です。




腰痛、肩こり、骨盤の痛み etc....



安静にしたくても、上の子がいれば休む暇もありません。



実際にケアを受けたお母さんは、




「もっと早く出会いたかった」


「マタニティ期からお願いすればよかった」



と、仰います。




私は、この産後1、2ヶ月という「空白の期間」を支えるセラピストをもっと増やしたい



と考えています。




また、もうひとつ、お母さんにとって「安心の場所」も増やしたいと考えています。





ベビーマッサージ講師として活動する中で、

「目の前の赤ちゃんとどう接していいかわからない」「子どもとの時間が辛い」と戸惑うお母さんにも多く出会ってきました。



 私自身、二歳差育児で辛い時期がありました。



そんな中出会った「ふれあい(タッチケア)」





それは、特別な道具がなくても、






お母さんの「温かい手」さえあれば、親子の絆は深まり、


それが「お母さんとしての自信」に繋がる






ということです。



そして、助け合う「仲間の存在」が必要だということ。






今、子育ての現場に最も必要なのは、技術以上に「安心できる人」であり「安心できる場所」です。



一人で抱え込み、社会から切り離されたような感覚に陥る「孤立する子育て」を終わらせたい。




幼少期、団地育ちだった私。



ご近所さんとの付き合いもあり、味噌、醤油がなくなれば、隣のご近所さんに気軽にお裾分けしてもらう。


今でこそ鬱陶しいと思えるかもしれない、ご近所付き合いがありました。




核家族化が当たり前の現代。



どこか弱音を吐いてはいけない、誰にも頼れない、という環境が、お母さんを苦しめている一方、

旦那さんが育児休暇を取りやすくなり、ご夫婦で子育てをするという嬉しい変化もあります。


それでも、まだまだお母さんの負担が大きく、お母さん自身が本来持っている「母力」が弱くなってきている気もしています。



お母さんが弱音を吐き、誰かに体を委ね、他のお母さんと笑い合える「共育て」の社会をつくりたい。



そのための拠点を、全国に広げていきたいと願っています。



産前産後の過酷な時期に寄り添うセラピストや子育てサポーターが増えれば、救われる笑顔があると信じています。


 「お母さんの笑顔は、家族の太陽」。 




今年から、私はこの普及活動にもしていけたらと考えています。


私一人の手では届かない場所へも、この想いに共鳴してくれる仲間と一緒に、安心の輪を広げていきたいです。