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2025/11/29

【無痛分娩を希望する妊婦さんにこそ必要な身体の準備】


先日、恩師でもある妊産婦セラピストの先生主催のマタニティケアのスキルアップ講座に参加してきました。



リアルマタニティさん5名様にご参加頂き、助産師さん、理学療法士さんによる安産ケアをテーマに話して頂いたり、実際にセルフケアをしてきました。(一番右上が私がです。)



助産師さんから無痛分娩がどんなものか、詳しく教えて下さいました。


参加した妊婦さんのほとんどが無痛分娩を希望されている方でしたので、みなさん真剣に話を聴いていらっしゃいました。



無痛分娩を希望する妊婦さんこそ、自然分娩の方以上に体のケアが必要というお話。
ぜひ、今一度、無痛分娩を希望される方にも知って頂きたいので、以下にまとめさせて頂きました。



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無痛分娩はあくまで陣痛の痛みをサポートしてくれるものにすぎないため、


痛みを取って楽にしてくれる=楽にお産が進む 





ということではないんです



強い麻酔薬を使うことは、本来、自分が持っている生理機能を抑えてしまうため、お産に関しては負担が増えてしまうかもしれない。

  • 自然な陣痛がつきにくい
  • 足がしびれて動きに制限がかけられている
  • いろんなチューブにつながれて良い姿勢が取りにくい
  • いきみたい感覚が抑えられる
  • 赤ちゃんが上手く回旋できない
  • お産が長引いてしまうため、鉗子分娩、吸引分娩の確率が上がる
  • 自分でおしっことができないため、2,3時間ごとに毎回管で出させる
  • おしっこの管を入れっぱなし そのため陰部の神経が鈍くなって産後、排尿障害が起こることがある



こういった、赤ちゃんが産まれるという自然なことにこのような弊害にも心と身体が負けないように無痛分娩を希望する方には自然分娩の方以上に、身体の準備が必要なんです。



とのお話でした。



決して、無痛分娩がいけない、自然分娩がいいということでありません。どんな選択も〇なんです。帝王切開も◎です。



ただ、選択する時に、何となく痛そうだから、とかみんなそうしているかで選ぶのではなく、自分がどうしたいかと、自分の気持ちを優先して選択してほしいなと思います。


選択したくでもそうできないという場合もありますため、自分が意図していなかった選択になったとしても、その選択を受け入れて、今できることに集中してほしいと思います。




マタニティ期は身体を整えるチャンスです。一緒に身体を整えていきましょう(^^♪


写真は、マタニティさんのケアをさせて頂いています。


左にいらっしゃる方がマタニティ期の身体の変化やケアについてご指導下った理学療法士の先生です。
なんと、先生は6人のお母さんでもあるんです(驚き)

そして、最後の6人目は自宅出産で、超がつくほどの安産だったようです(またまた、驚き)

これもセルフケアでご自身の身体と向き合った結果ですね。




理学療法士めぐみ先生は鹿児島で産前産後ケアをされております→★★★




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マタニティさんにこそ必要なケアについてお話しております。


2026年2月開催 
第4回マタニティ講座(世田谷区粕谷児童館にて)









2025/11/24

背中スイッチ発動?置いたらすぐ起きる赤ちゃんの気持ち

抱っこで寝ていたと思って、置いたら、うぎゃーと泣いては、また抱っこの繰り返し。

こんなお悩みがあるママも少なくありませんね。

私も長男が赤ちゃんの頃はよくこの背中スイッチが発動していました。




背中スイッチと呼ばれるこの現象。抱っこで安心して眠った赤ちゃんが、布団に背中がついた瞬間に目を覚まして泣き出すのは、生後2ヶ月頃の赤ちゃんには本当によくあることです。



赤ちゃんにとっては、温かいパパやママの体から、冷たい・固い布団に移動することで「急に環境が変わった!」と不安を感じてしまうのが主な原因です。

また、この時期はモロー反射(光や音、体の変化でビクッとなる原始反射)が強く、姿勢の変化にも敏感に反応します。



いくつか改善策と工夫をご紹介します。すべて試す必要はありませんので、赤ちゃんに合いそうなものから試してみてくださいね。



「背中スイッチ」対策と改善策

1.深い眠りに入るまで待つ

抱っこで寝た直後は、まだ眠りの浅いレム睡眠の可能性が高いです。浅い眠りのうちに置くとすぐにスイッチが入ってしまいます。

  • 目安の時間待つ: 赤ちゃんが寝入ってから15分~20分ほど抱っこを続け、完全に体が脱力して、呼吸が安定し、手足に力が入っていないノンレム睡眠(深い眠り)に入ってから下ろすようにしましょう。

  • 腕の重さで確認: 赤ちゃんの腕を持ち上げて、ストンと力が抜けるようなら深い眠りに入っているサインと言われます。




2.温度と姿勢の変化を最小限にする

赤ちゃんが感じる「急な変化」を減らす工夫です。

  • 布団を温めておく: 下ろす前に、寝かせたい場所を少し温めておき、人肌との温度差を少なくしてから、赤ちゃんを下ろしましょう。

  • おくるみ・スワドルを活用する:おくるみで包んで抱っこし、包んだままそっと下ろします。温もりと、包まれた安心感(子宮の中にいた時のような感覚)が持続しやすくなります。モロー反射による手足のびくつきを防ぐ効果もあります。

  • Cカーブをキープする: 抱っこされている時の背中が丸まった姿勢(Cカーブ)は赤ちゃんにとって安心できる姿勢です。

    授乳クッションや、寝かしつけ用のクッションを使い、そのクッションごとそっと布団に下ろすのも有効です。





3.下ろし方の工夫

布団に背中がつく瞬間の刺激を和らげることがポイントです。
  • 横抱きから着地: 横抱きから、まず赤ちゃんのお尻や頭からゆっくりと布団につけ、背中を最後に布団につけるように、そっと優しく下ろします。
  • 密着を保つ: 下ろした後もすぐに手を離さず、しばらくの間赤ちゃんの胸や背中に手を置いたり、覆いかぶさるように密着して、抱っこの温もりや安心感を残します。
  • 鼻息の活用: 赤ちゃんの顔の近くにパパやママの顔を寄せ、鼻息をそっと吹きかけると、「まだ抱っこされている」と錯覚して寝続けてくれる、という裏ワザもあります。ちなみに、私は口でシューシューと言い、ホワイトノイズのような音を出していましたよ。


4.ねんねルーティン(入眠儀式)の確立

生後2ヶ月でも、寝る前の決まった流れを繰り返すことで「これから寝る時間だ」と認識し、安心して眠りに入りやすくなります。
  • 例: 授乳 →おむつ替え → 絵本の読み聞かせ/子守唄 →おくるみに包む → 寝床に置く
  • 毎日同じ時間に、同じ順番で、静かな暗い環境で行うのがポイントです。  


最後に

赤ちゃんが抱っこでしか寝てくれないのは、それだけパパやママの抱っこが安心できる証拠です。背中スイッチが発動して泣いてしまっても、どうかご自身を責めないでください。


この時期は一時的なものです。「今は抱っこしてあげる時期なんだ」と開き直って、赤ちゃんの寝息と温もりを味わう時間だと気持ちを切り替えることも大切です。


もし、寝かしつけに疲れを感じているようでしたら、抱っこひもを活用して寝かしつけた後、密着したまま家事をしたり、少し休憩を取るのも良い方法です。




2025/11/22

産後すぐの身体でも大丈夫?訪問マッサージの安全性について

出産を終えてホッとしたのも束の間、むくみ、腰や背中、首や肩の痛みに悩んでいませんか?


「マッサージを受けたいけど、産後すぐの身体で本当に大丈夫?」「悪露があっても平気?」
そんな心配も少なくないですね。


巷のマッサージ屋さんは、だいたいが産後2ヶ月から受けられるところばかり、早くても産後1ヶ月のところが多いようです。


それもそのはず、出産後の身体は安静第一。


子宮が回復する時期でもあるので、立っているだけでも重力が働き、子宮の回復を妨げます。
なので、できる限り横になるのが大事。歩いて、マッサージ屋さんに行くのもあまりオススメはしません。


産褥期のデリケートな身体の状態を理解した妊産婦セラピストによる訪問マッサージは、そんな疲れた身体の回復を促していきます。


強い圧や股関節周りのストレッチは行わず、ゆっくり、じっくりと凝り固まった全身を流していきます。






お胸のハリが強かったり、帝王切開でお腹の傷のでうつ伏せがお辛い方は、横向きでも対応できます。

また、お胸のハリがある方は、タオルで簡易的な授乳クッションをご用意させて頂きます。


安全のための3つのチェックポイントと対応

  1. 開始時期の目安
    自然分娩は退院後すぐから、帝王切開は5日から対応可能です。

  2. 事前ヒアリング

    当日は、分娩方法、時間、悪露の状態、既往歴など、細かくヒアリングしていきます。


  3. 体調に合わせた施術方法

    うつ伏せがお辛い方は、横向きでも対応します。授乳クッションもご用意します。マッサージの強さも確認しながら、進めていきます。






2025/11/21

産後ママは移動なしでOK! 生後まもない赤ちゃんがいても安心して受けられる理由

産後すぐは、安静が第一。といっても、身体は想像以上に疲れていています。
そんな回復途中での、赤ちゃんのお世話、夜間授乳で寝不足続きは、さらに疲労が溜まります。


とは言え、自分のケアのために外出するのは想像以上に大変ですよね。


だからこそ、当サロンのケアは訪問をメインに行っています。
「移動・準備・人見知り」のストレスをゼロにして、お母さんのケアに努めてさせて頂いております。





生後間もない赤ちゃんがいても安心な理由【4つのメリット】


  1. 授乳・おむつ替えも途中でできる

    マッサージ中に赤ちゃんが泣き出したり、授乳やおむつ替えが必要になったりしても、中断していただいて全く問題ありません。時間に追われることなく、ママと赤ちゃんのペースで施術を進めます。

  2. 慣れた環境で赤ちゃんもリラックス

    赤ちゃんにとって、自宅は最も安心できる空間です。慣れない場所へ移動することで、赤ちゃんが緊張して泣いてしまう心配がありません。ママが施術を受けている間も、すぐ隣のベビーベッドや布団で安心して過ごせます。

  3. 感染症や天候の心配がない
    生後間もない赤ちゃんはまだ抵抗力が弱いです。訪問であれば、不特定多数の人がいるサロンへの外出による感染リスクを最小限に抑えられます。また、雨や風の日でも無理な移動は不要です。


  4. パパや家族の協力は必須ではない
    サロンに行く場合、その間赤ちゃんを預ける手配が必要です。訪問であれば、ママがマッサージを受けている間、赤ちゃんはママのそばにいるか、必要であればそのまま寝ていて大丈夫です。


訪問時の流れと準備(不安解消Q&A)


Q: いつから受けられるの?


A: 基本的に退院後すぐ、(帝王切開の場合は産後5日~)


Q: 部屋が散らかっていても大丈夫?


A: もちろん大丈夫です! 施術に必要なスペースは畳1畳分程度です。布団なければベッドで行います。(なるべく4隅が少しスペースを頂けると助かります。)ノーメイク・パジャマまたは動きやすい恰好でお待ち下さい。


Q: どんなものが必要?


A: こちらでシーツ、タオル、オイルなど持参します。施術内容にも寄りますが、バスタオル2枚、小タオル2枚、抱き枕またはクッション2つお借りします。



ほとんどの方が初めて訪問でマッサージを受けて下さいますが、みなさん終わる頃には、「気持ち良かった」「お願いして良かったです」と喜んで頂いております(感謝)










2025/11/14

【妊産婦セラピストが教える安全で効果的なマタニティ腰痛セルフケア(骨盤ベルト編】

前回の記事で腰痛の原因が分かったところで、今回は具体的な対策です。

ただし、妊娠中の体はデリケート。自己判断での過度なマッサージや運動はかえって危険です。



また、体調がすぐれない時、お腹がはりやすい時はやめておきましょう。


安全性を最優先したうえで、原因別(ホルモン性・姿勢性)に効果の高い即効セルフケアと日常生活での予防法を厳選してご紹介します。


今日は、骨盤をサポートする骨盤ベルトについてお話します。



🔹 ケア①【骨盤安定】グラグラ骨盤を支える「骨盤巻き」


グラグラ感がない方は必ずしもする必要はありません。代わりに腹帯は特にお腹が大きくなる妊娠後期には着けることをオススメしております。



また、骨盤体操でしっかりとご自身のインナーを鍛えることも大切です。

(むしろ、インナーを鍛えることをフォーカスしたいくらい大事なセルフケアです)


骨盤底筋体操についてはこちらから★★★



目的: ホルモンの影響(リラキシン)で不安定になった骨盤を一時的に安定させる。




骨盤を締める位置に骨盤帯やサラシを巻く。





骨盤ベルトの役割

★骨盤の安定(仙腸関節と恥骨結合のサポート)

つける時のポイント
①つける位置は腰骨の下

②強く締めすぎない。手のひら1枚入る程度。
寝た状態で装着する。(立ったまま装着すると赤ちゃんが下がった状態でつけることになり、お腹の張りにもつながる可能性がある。)



当サロンのマタニティケアでは、セルフケアについてもお伝えしておりますので、一緒に確認しながら進めていきますよ。



  次回は腹帯についてご紹介させて頂きます。






2025/11/13

【セラピストが解説】マタニティ腰痛はなぜ起こる?妊娠週数ごとの3大原因とメカニズム」】

今、腰の痛みやだるさで夜も眠れないほど辛い思いをしていませんか?それ、妊娠中の自然な変化なんです。



最近、マタニティさんからのお問合せが増えてきました。



みなさん共通して、「腰がとにかく痛い」「歩くのも辛い」と腰の痛みを訴える方ばかりです。


このマタニティ期の腰の痛み、ただ赤ちゃんの成長と共にお腹が大きくなってきただけではないのです。


マタニティ腰痛の本当の3大原を、週数ごとの体の変化とともに分かりやすく解説します。

マタニティ腰痛の3大メカニズム


 原因①【ホルモン性】骨盤の土台を緩ませる「リラキシン」の働き

出産時に赤ちゃんが通りやすいよう、骨盤周りの靭帯や関節(仙腸関節、恥骨結合)を緩める女性ホルモン。


このホルモンは妊娠初期から分泌され始めるため、「まだお腹が目立たないのに腰が痛い」ということが起こります。


結果: 土台である骨盤が不安定になり、それを支えようと周りの筋肉(特に腰やお尻)に過度な負担がかかります。


原因②【力学的】重心の変化と「反り腰」による筋肉への過緊張


妊娠中期以降、お腹が大きくなり体の重心が前へ移動します。


バランスを取ろうと無意識に上半身を後ろに反らす、いわゆる「反り腰(腰椎の過度な前弯)」になりやすくなります。


結果: 腰の奥の筋肉や背筋が常に緊張状態となり、血行不良や硬直を引き起こし、痛みが悪化します。




 原因③【循環・インナーユニット】血行不良と筋力の低下


巨大化した子宮が骨盤内の大きな血管(特に下半身への血流)を圧迫し、血行が悪くなる。血行不良は筋肉の緊張や冷えを招き、痛みを増幅させます。


インナーユニットの機能低下:お腹が引き伸ばされることで、体幹を安定させる腹横筋(インナーマッスル)の働きが弱くなります。


お腹の重さで骨盤底筋群が常に引き伸ばされ、体幹の安定性がさらに失われ、これにより、腰を支える力が弱まり、腰痛が発生しやすくなります。





マタニティ腰痛は、あなたの体が赤ちゃんのために懸命に変化している証拠です。

ご自身の変化を理解し、不安を和らげましょう(^^♪





当訪問マタニティケアでは、今の腰の痛みを和らげながら、弱ってくるインナーマッスルを鍛えるセルフケアをお伝えしています。


下記は、定期的にケアさせて頂きました27週のマタニティさん。


姿勢の偏りもあり、腰がお辛そうでしたが、インナーマッスルが意識できるようになり、腰痛も和らいできたようです。





また、お腹の深層の筋肉である腹横筋をサポートするさらしもお使い頂きました。




さらしは、普通の腹帯より、その人の身体に合わせて巻けるので、フィット感が違います。



産後の腹直筋離開の防止にもなりますので、ぜひ、マタニティ期からお試し頂きたいアイテムです(^^♪





2025/11/10

あなたのせいじゃない! 産後のホルモンが引き起こす「夫婦間のイライラ」の正体

産後、パートナーに対してこんな想いはありませんか?

  • 夫も赤ちゃんのお世話を手伝ってくれる。それなのに、イライ
  • 夫が帰宅した瞬間に、なぜかイライラが爆発する
  • ソファで寝ている夫を見て、理由もなく涙が出た…




頑張り屋のママほど、このイライラで自分を責めてしまいますね。


「もっと優しくしなきゃ」「こんなことで怒るなんて心が狭いのかな」と。



でも、大丈夫。それはあなたの心が狭いせいではありません。


このイライラの正体は、あなたの体内で起きている「ある変化」が深く関わっています。


この記事を読めば、イライラの原因を理解し、少し心が軽くなります。



イライラの真犯人! 産後ホルモンのジェットコースター

◎2つの大物ホルモン「プロゲステロンとエストロゲン」の急降下


妊娠中、心と体を守ってくれていた女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)が大量に分泌されていました。


それが、出産後、これらのホルモンが一気にジェットコースターのように急降下し、生理前のPMS(月経前症候群)よりも大きな精神的な揺らぎを引き起こします。


この急激な変化こそが、感情のブレーキが効きにくくなっている最大の原因でもあります。
なので、イライラさんは「心の病気」ではなく、このホルモンの仕業なのです。


◎ 「愛情ホルモン」が逆効果に!? オキシトシンの誤作動


授乳中やなどに分泌される別名「愛情ホルモン」とも言われるオキシトシン。


赤ちゃんへの愛着を深める大切なホルモンですが、このオキシトシンは警戒心や排他的な感情も高める作用もあるんです。


これにより、外部(特に夫)に対して「この人は家族を守るのにふさわしいか?」と無意識に厳しくチェックし、思い通りにやってくれなかったり、育児に協力しない夫のイライラが募ります。


つまり、夫へのイライラは、実はあなたが赤ちゃんを守ろうとする強い母性からきているのです。
 


そして、このホルモンに加えて、慣れない赤ちゃんのお世話と睡眠不足も感情コントロール能力を著しく低下させています。




自分を責めずに、心を楽にする3ステップ


Step 1: 物理的な負担を「手放す」ことから始める

完璧主義を卒業: 「自分でやった方が早い」という考えを捨て、「完璧な家事」より「心の平穏」を大事に。


具体的に頼む: パートナーに頼むときは「察して」ではなく、具体的なタスク、ゴミ出しをする、洗濯物を畳む等、できそうな仕事から具体的に頼む。



Step 2: 思考をストップ! 一人で静かに「ガス抜き」をする

イライラ時のルール: 感情的になっているときは、パートナーから距離を取ることを提案。「今、話すと喧嘩になるから、5分だけ一人にするね」と伝えて、別の部屋へ移動する。また、ホルモンのせいで今イライラしていることを伝えても◎


ガス抜き方法: 短時間でできるリセット法(深呼吸、温かい飲み物を飲む、好きな音楽を1曲だけ聞く、など 自分のご機嫌を取る。



 Step 3: 「頑張っている自分」を言葉にして認める

自己肯定感を取り戻す: イライラしているのは、あなたが家族のために必死に頑張っている証拠であることを伝える。

ねぎらいの言葉: 夫からのねぎらいを待つだけでなく、自分で自分に「今日もよく頑張ったね」「えらいぞ、私」と声をかける。




産後の訪問ケアもそんなイライラな気持ちを心と身体の両面からゆるめるのに一役かってくれますよ♪


お母さんが元気になれば、家族の巡りも良くなりますね(^^♪








2025/11/08


「抱っこ」で固まった肩・腰をリセット!マッサージはただの贅沢ではありません。


「夜中の2時。ようやく寝たと思ったら、今度は3時に『ふぇっ…』という声で飛び起きる。


朦朧とした意識で抱き上げ、トントンしながら『早く寝て』と願ってしまう自分に、罪悪感を感じていませんか?




 

  • 頭が常にぼーっとして、何をしても集中できない
  • ちょっとしたことでイライラしてしまい、自己嫌悪に陥る
  • 夜が来るのが怖くて、夕方から憂鬱になる

 


産後の夜泣き対応は、世界で一番過酷な肉体労働です。 眠れていない身体で、一日中小さな命を守り続ける。そのつらさは、経験した人にしかわかりません。



『眠れないのは仕方ない』なんて思わないでください。あなたの身体と心は、今、十分すぎるほどの悲鳴を上げているのです。




お母さんご自身の 「寝不足」と「緊張」がセットになることで、身体は常に戦闘モード(交感神経優位)にあります。


この状態では、ますます眠りが浅くなります。





全身のオールトリートメントで滞った血流を改善し、身体の奥に溜まった疲労物質を排出します。身体も芯から温まります。





カチコチの首・肩・背中: 長時間の抱っこや授乳で酷使された筋肉を、トリートメントとストレッチで奥深くから丁寧にゆるめます。





身体の緊張が解けることで、自律神経が整い、リラックスモード(副交感神経優位)に切り替わりやすくなります。

これが、マッサージ後の深い眠りにつながります。



また、当産後ケアは訪問型となりますので、移動せず、ご自宅で受けられます。



赤ちゃんを見てくれる人がいなくても赤ちゃんと一緒に受けられます。



途中で、泣いても大丈夫。泣き声で周りに迷惑をかける心配はありません。セラピストは保育士資格もある赤ちゃん専門家でもありますので、泣き声に慣れていますし、ご自宅なので周りを気にする必要もありません。



施術中に赤ちゃんが泣き出したら、遠慮なく中断してください。抱っこして落ち着かせたら、また再開できます。時間のロスではありません、それが訪問の最大のメリットです。