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No.18:「産後抱っこが筋トレ状態になっていませんか?」

No.18:「産後抱っこが筋トレ状態になっていませんか?」


1. 「産後抱っこが筋トレ状態になっていませんか?」


最近、膝の裏や足の付け根が痛む…という方が増えています。



実はそれ、頑張りすぎているあなたの体が発している『SOS』かもしれません。




よりイメージしやすいように、今の身体がどんな状態か「木」に例えて見てみます。





右は根をしっかりはって、土台が安定している木。(=姿勢が安定)


それに比べて、左は根が弱くなり、グラグラしている木。(=姿勢が不安定)



【根っこ】= インナーマッスル(腹筋・骨盤底筋) 妊娠中から産後にかけて、一番ダメージを受けるのがこの「根っこ」です。

お腹が大きくなることでインナーマッスルが引き伸ばされ、根を張る力が弱くなってしまいます。



【幹】= 姿勢・骨盤 根っこ(筋力)が弱くなると、どっしりと立っていたはずの「幹」がグラグラと不安定になります。

さらに、毎日の抱っこや授乳で、木はいつも決まった方向へ傾いてしまいます。





【枝葉】= 膝・股関節・手首などの痛み 幹が傾くと、木は倒れないように「枝(手足)」を必死に伸ばしてバランスを取ろうとします。


右に傾けば、左の枝をピーンと張って支える(=左膝の痛み)


無理に踏ん張って根元の皮が剥ける(=股関節の痛み) 

これが、専門用語でいう「代償動作(だいしょうどうさ)」と言います。



2.枝葉に水をやるだけでは足りない


「膝が痛い時、膝だけをマッサージするのは、枯れかけた枝葉に一生懸命霧吹きをしているようなものです。



もちろん一時的には潤いますが、根本的に解決するには、


グラグラしている『幹(姿勢)』を整え、しっかりとした『根っこ(インナーマッスル)』を取り戻してあげることが大切です。」



土台が崩れたまま頑張り続けるのは、とても辛いことです。

まずはガチガチに張ってしまった『枝(筋肉)』を緩め、体が本来の真っ直ぐなバランスを思い出せるようにお手伝いします。




3.グラグラの幹を支える「内側の芯」を強くする方法


「では、どうすれば弱くなった『根っこ』と『幹』をもう一度安定させることができるのでしょうか?



その鍵を握るのが、お家ですぐにできる『腹式呼吸』です。







産後のお母さんは、日々忙しく、常に気が張っているため、呼吸が浅く胸だけで行う『胸式呼吸』になりがちです。



しかし、これではお腹の深いところにある筋肉(インナーマッスル)が使われません。



腹式呼吸は、いわば『木の芯』を太くする作業です。




鼻から吸って、お腹をふくらませる、


口から細く長く吐きながら、お腹を凹ませていく。




この「吐く」ときに、お腹の奥にある天然のコルセット(腹横筋)が働きます。




この芯がしっかりしてくると、重い抱っこをしても幹(骨盤)がブレにくくなり、


結果として膝や股関節への『代償(無理な肩代わり)』が必要なくなるのです。」




4. 頑張るお母さんへ、呼吸のご褒美を


「筋トレと思うと大変ですが、『深く息を吐くこと』なら、

赤ちゃんを寝かしつけながらでも取り入れやすいです。




その上、呼吸を意識的にすることで自律神経も整いやすくなります。


当サロンの産後ケアでは外側の筋肉を揉みほぐして緩め、さらに呼吸がしやすい状態に導きます。





それと同時に、お家で深い呼吸を意識して『内側の芯』を育んであげると、

痛みが出にくい、しなやかで強い体へと変わっていきます。