体重は戻ったのに…なぜか消えない下腹の正体と、本当に効くインナーマッスルケア
「鏡を見るたび、このお腹どうにかしたい…」
産後、体重計の数字は妊娠前に戻ったのに、下腹だけがぽっこりしたまま。
お気に入りのパンツが入らない。横から見た自分の姿にため息が出る。

そんなとき、つい「よし、腹筋運動を頑張ろう!」と思う方も少なくありません。
でも、ちょっと待ってください。
この記事では、産後の身体に本当に必要なケアとして、なぜ従来の腹筋運動が危険なのか、
本当に始めるべきインナーマッスルへのアプローチを詳しく解説します。
その腹筋運動、本当に大丈夫?産後の身体が発する警告サイン
いきなりの腹筋運動は、腰痛の入り口

「早くこのお腹をなんとかしたい」
その気持ち、とてもよくわかります。でも、産後すぐの上体起こし運動は、想像以上にリスクが高いのです。
なぜなら、出産を経た身体は、私たちが思う以上にデリケートな状態にあるからです。
そのひとつ。知っていますか?「腹直筋離開」という現象
妊娠中にお腹が大きくなることで、お腹の中心にある腹直筋が左右に引き伸ばされる「腹直筋離開」。

実は、産後ママの4割近くの方がこの状態になっています。
(特に帝王切開の方は確率が高くなります)
❌ 腰痛を悪化させてしまう
❌ ぽっこりお腹を悪化させる
❌ 骨盤底筋にも負担をかけてしまう
まずは、身体の状態を正しく理解し、適切なケアから始めることが何よりも大切です。
ぽっこりお腹の本当の犯人は?答えは「インナーマッスルの衰え」と「日常の姿勢」
表面の筋肉をいくら鍛えても、なかなか下腹が引っ込まない理由。
それは、根本原因にアプローチできていないからです。
原因①:妊娠・出産で失われた「天然のコルセット」
妊娠中にお腹が大きくなるにつれて、身体の深い部分にあるインナーマッスル(コア)は、程度の差こそあれ、誰もが弱くなってしまいます。
このインナーマッスルは、
このコルセットが緩むことで内臓が下がり、下腹がぽっこりと出てしまうのです。
赤ちゃんのお世話で、1日何時間も授乳や抱っこをしていますよね。
このとき、無意識に背中や肩が丸まっていませんか?
チェックしてみてください↓
✅ 授乳中、背中が猫背になっている
✅抱っこ中、常に前かがみの姿勢
✅スマホを見ながら授乳している
背中が丸まると、肋骨と骨盤の距離が縮まってしまい、その間にあるお腹周りのスペースが潰れてたるみやすくなります。
悪循環のメカニズム
弱ったインナーマッスル ↓ 正しい姿勢を保てない ↓ 日常の悪い姿勢(授乳・抱っこ) ↓ さらにお腹がたるむ ↓ ![]() |
この負のループを断ち切ることが、ぽっこりお腹解消の鍵なのです。
今日から始める!下腹スッキリへの「正しい第一歩」
まずは姿勢改善から:授乳・抱っこの工夫
「エクササイズする時間なんてない…」というママも大丈夫。
日常のちょっとした工夫から始めましょう。
【授乳時の工夫】
(イスの場合)
★背中にクッションを挟んで背筋をサポート
★足元に台を置いて膝を高くする(足が宙ぶらりんにならないようにする)
(床の場合)
★お尻の下に畳んだタオルを置く(骨盤が立ちやすくなる)
★の両サイドにある骨(座骨)で座る。(仙骨座りはしない)
自然と骨盤が立ち、背中が丸まりにくくなります
小さな工夫が、大きな違いを生みます。
本命エクササイズ:「骨盤底筋」を優しく目覚めさせる
では、具体的に何から始めれば良いのでしょうか。
それは、弱ってしまったインナーマッスルの要である「骨盤底筋」を優しく働かせる、呼吸と連動したエクササイズです。
「もう遅い」なんてことはありません!気づいた時がチャンスです
「出産から何年も経ってしまったから、もう手遅れかも…」
そんな心配は無用です。
このケア方法を実践した私自身もインナーマッスルを鍛え、日々の姿勢を意識することで、産後16年を経て下腹がスッキリしました。

身体はいつからでも、きちんと応えてくれます。
大切なのは、
✅ 正しい知識を持つこと
✅ 焦らず継続すること
✅ 自分の身体を信じること
【まとめ】産後ママのための3つの行動ステップ
産後のぽっこりお腹を安全かつ効果的にケアするための、大切なポイントをまとめます。
ステップ①:危険な腹筋運動はストップ
❌ いきなり上体を起こす腹筋運動
❌ 力んで行うトレーニング
❌ 痛みや違和感を我慢して続ける運動
ステップ②:インナーマッスルケアを始める
✅ 腹式呼吸と骨盤底筋を意識した優しいエクササイズ
✅ 1日3分、寝る前の習慣に
✅ 「力む」のではなく「働かせる」意識で
ステップ③:日常の姿勢を見直す
✅ 授乳・抱っこの姿勢を工夫
✅ 背中が丸まらないように意識
✅ 小さな工夫を積み重ねる
最後に....
まずは、ご自身の約10ヶ月かけて新たな命を宿り、出産した身体を褒めてほしいと思います。
そんなお母さんの身体は全て美しいと心底思います。