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No.5 産後のぽっこりお腹、その「腹筋運動」は逆効果かも?

No.5 産後のぽっこりお腹、その「腹筋運動」は逆効果かも?

体重は戻ったのに…なぜか消えない下腹の正体と、本当に効くインナーマッスルケア



「鏡を見るたび、このお腹どうにかしたい…」



産後、体重計の数字は妊娠前に戻ったのに、下腹だけがぽっこりしたまま。


お気に入りのパンツが入らない。横から見た自分の姿にため息が出る。




そんなとき、つい「よし、腹筋運動を頑張ろう!」と思う方も少なくありません。


でも、ちょっと待ってください。

その頑張り、実は腰を痛めたり、ぽっこりお腹を悪化させたりする原因になりかねないのです。



この記事では、産後の身体に本当に必要なケアとして、なぜ従来の腹筋運動が危険なのか、

本当に始めるべきインナーマッスルへのアプローチを詳しく解説します。




その腹筋運動、本当に大丈夫?産後の身体が発する警告サイン



いきなりの腹筋運動は、腰痛の入り口





「早くこのお腹をなんとかしたい」

その気持ち、とてもよくわかります。でも、産後すぐの上体起こし運動は、想像以上にリスクが高いのです。


なぜなら、出産を経た身体は、私たちが思う以上にデリケートな状態にあるからです。



そのひとつ。知っていますか?「腹直筋離開」という現象


妊娠中にお腹が大きくなることで、お腹の中心にある腹直筋が左右に引き伸ばされる「腹直筋離開」。





実は、産後ママの4割近くの方がこの状態になっています。
(特に帝王切開の方は確率が高くなります)



この状態で無理に腹筋運動を行うと…


腰痛を悪化させてしまう

❌ ぽっこりお腹を悪化させる

❌ 骨盤底筋にも負担をかけてしまう



「頑張れば頑張るほど、お腹が出たり、腰への負担が増す」という悪循環に陥ってしまうのです。


まずは、身体の状態を正しく理解し、適切なケアから始めることが何よりも大切です。




ぽっこりお腹の本当の犯人は?答えは「インナーマッスルの衰え」と「日常の姿勢」

表面の筋肉をいくら鍛えても、なかなか下腹が引っ込まない理由。


それは、根本原因にアプローチできていないからです。



原因①:妊娠・出産で失われた「天然のコルセット」


妊娠中にお腹が大きくなるにつれて、身体の深い部分にあるインナーマッスル(コア)は、程度の差こそあれ、誰もが弱くなってしまいます。


このインナーマッスルは、



★内臓を正しい位置に保つ
★美しい姿勢を支える



という、「天然のコルセット」のような役割をしています。


このコルセットが緩むことで内臓が下がり、下腹がぽっこりと出てしまうのです。



原因②:「授乳・抱っこ姿勢」が作る悪循環

赤ちゃんのお世話で、1日何時間も授乳や抱っこをしていますよね。


このとき、無意識に背中や肩が丸まっていませんか?


チェックしてみてください↓


授乳中、背中が猫背になっている

✅抱っこ中、常に前かがみの姿勢

✅スマホを見ながら授乳している



背中が丸まると、肋骨と骨盤の距離が縮まってしまい、その間にあるお腹周りのスペースが潰れてたるみやすくなります。


日々の何気ない姿勢の癖も、ぽっこりお腹を助長する大きな要因なのです。



悪循環のメカニズム

弱ったインナーマッスル



正しい姿勢を保てない



日常の悪い姿勢(授乳・抱っこ)



さらにお腹がたるむ



(繰り返し…)



この負のループを断ち切ることが、ぽっこりお腹解消の鍵なのです。



今日から始める!下腹スッキリへの「正しい第一歩」


まずは姿勢改善から:授乳・抱っこの工夫



「エクササイズする時間なんてない…」というママも大丈夫。


日常のちょっとした工夫から始めましょう。



【授乳時の工夫】



(イスの場合)

背中にクッションを挟んで背筋をサポート

★足元に台を置いて膝を高くする(足が宙ぶらりんにならないようにする)



(床の場合)

★お尻の下に畳んだタオルを置く(骨盤が立ちやすくなる)
★の両サイドにある骨(座骨)で座る。(仙骨座りはしない)

★壁に背中をつけると背筋のサポートにもなる




自然と骨盤が立ち、背中が丸まりにくくなります



小さな工夫が、大きな違いを生みます。




本命エクササイズ:「骨盤底筋」を優しく目覚めさせる



では、具体的に何から始めれば良いのでしょうか。


それは、弱ってしまったインナーマッスルの要である「骨盤底筋」を優しく働かせる、呼吸と連動したエクササイズです。


骨盤底筋の具体的な方法についてはこちらの記事をご覧ください★★★





「もう遅い」なんてことはありません!気づいた時がチャンスです


「出産から何年も経ってしまったから、もう手遅れかも…」

そんな心配は無用です。

このケア方法を実践した私自身もインナーマッスルを鍛え、日々の姿勢を意識することで、産後16年を経て下腹がスッキリしました。




身体はいつからでも、きちんと応えてくれます。


大切なのは、

正しい知識を持つこと

✅ 焦らず継続すること

✅ 自分の身体を信じること




【まとめ】産後ママのための3つの行動ステップ

 産後のぽっこりお腹を安全かつ効果的にケアするための、大切なポイントをまとめます。


ステップ①:危険な腹筋運動はストップ

❌ いきなり上体を起こす腹筋運動

❌ 力んで行うトレーニング

❌ 痛みや違和感を我慢して続ける運動



ステップ②:インナーマッスルケアを始める


✅ 腹式呼吸と骨盤底筋を意識した優しいエクササイズ

✅ 1日3分、寝る前の習慣に

✅ 「力む」のではなく「働かせる」意識で



ステップ③:日常の姿勢を見直す

✅ 授乳・抱っこの姿勢を工夫

✅ 背中が丸まらないように意識

✅ 小さな工夫を積み重ねる



最後に....


まずは、ご自身の約10ヶ月かけて新たな命を宿り、出産した身体を褒めてほしいと思います。

そんなお母さんの身体は全て美しいと心底思います。


産後は、子育てで体力も気力も使います。

なので、見た目や体重という数字にとらわれず、健康的な身体を一緒に作っていきましょう。

産後何年経っても大丈夫。

変わりたいと思った時がチャンスです(^^♪