骨盤は周囲の筋肉のバランスによって位置が保たれているので、腹部が変化する出産は、骨盤を適切な位置に置けず、上下左右に傾くことも影響します。
骨盤自体は「骨」なので、ゆがむことは解剖学的にはありませんが、先の理由から骨盤が前後左右に“傾く”ことはあります。
産後のお母さんから良くこんな声を聞きます。
赤ちゃん産んだら、お腹も戻ると思っていたのに.....
もれなく私もその一人でした....
そうだ!腹筋だ!と思って、写真のようなこんなThe 腹筋運動していませんか?
でも、この腹筋はまだ回復途中の産後ママさんには腰を痛めたり、かえって逆効果なんです。
妊娠中は赤ちゃんが大きくなるにつれ、お腹の筋肉が引き延ばされて ゆるんだ状態になっています。
このインナーユニットは、良い姿勢と良い呼吸のための重要な筋肉で、カラダの一番柱になるとても大切なところ。
柱がグラグラのままだと、少しの揺れでも家が崩れますよね。真ん中の軸がしっかりしているから、安定さが保たれるんです。
そして、インナーユニットの一つ、腹横筋がくびれを作る大切な筋肉なんですよ♪
インナーユニットが弱いまま、エクササイズをしようとすると外側の筋肉を無理して使うことになるので腰を痛めたり、肩こりが出たり不調をきたすことも考えられます。(私が実際、そうでした....)
頭を上げる腹筋は、一番外 腹直筋を鍛える運動になります。
筋肉の付き方をみてなんとなく想像できるでしょうか・・