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サロンブログ



2024/11/14


ここ最近、産褥期ママのケアに伺って、改めて気づいたこと


それは、産後1ヶ月(産褥期)は頻回のケアが有効だということ。



個人的に、何回コースを押してくるような営業トークが苦手なので、あまり押せ押せな感じはしたくないのですが、


実際に出産されてまもないお母さんのお身体にふれていると、妊娠期からの身体の変化・ホルモンバランスの急激な変化、出産疲労、慣れない子育てで実にいろいろな心身の変化があります。



産後1ヶ月だけでも、イラストのように、実に様々なお悩みがあります。




むくみ、尿漏れ、膣ゆるみ、内臓下垂(下腹ぽっこり)、筋肉の癒着(筋肉や筋膜が骨や他の筋肉組織に異常にくっついてしまう状態)出産筋肉痛み、子宮収縮痛、恥骨痛み、お尻の痛み骨盤の不安定感(ぐらつく、歩くと違和感がある等)慣れない横抱っこによる疲労で腕から首、肩、背中のコリまで。


また、産後はメンタルにも大きく影響を及ぼしますので、産後うつ(無償に涙が出てくる...急に襲ってくる疎外感等)、育児疲労母乳トラブル(上手く母乳が出ない、赤ちゃんが上手く飲めない、乳房が張って痛い等)。



挙げるだけでも、本当に産後まもないお母さんはいろいろな疲労が蓄積されていることがわかるかと思います。



その疲労を少しでも軽く差し上げたい、そんな想いで毎回施術にのぞむのですが、気づいたら時間を過ぎてしまいそうになるくらい、(中には少し延長させて頂く場合も)なかなか全身全てを一気にゆるめるのは正直、難しいと感じています。



長時間できればいいものの、赤ちゃんの授乳時間もあるので、長くても2時間くらいが限度ですし、ママも長時間ですとかえって疲れてしまいますよね。



なので、ほとんどの方がカウンセリング・日々のセルフケア指導(前後トータル30分)を含めて2時間となる90分コースをご依頼頂いております。
そして、それを3回でお申込む方がほとんどですが、ここ最近は、さらに追加で2回、3回とご依頼頂くケースが増えています。




例えば、1回目は、背中にフォーカス、2回目は脚(特に太もも外側、お尻等)、3回目で人によってはだいぶお身体もゆるんでくるので、全身+さらにゆるめたい箇所でようやく身体の変化が見られることが多いです。





そこに加えて、2回続けてケアすると余計な身体の力みが抜けてくるので、この時点で、合わせてインナーマッスルのトレーニングも合わせてされると、その後に続く、赤ちゃんの月齢が上がることにつれ、変わってくるお身体のお悩みも軽減されるのではと感じます。







施術だけでなく、ママさんにはインナーマッスルが働きやすい骨盤の正しい位置、姿勢、授乳時の楽な姿勢、抱っこの仕方などについてもちょこっとアドバイスさせて頂いています。



中には、ちょこっとベビーマッサージをお伝えする場合もあります。



どうして、インナーマッスルがきちんと働くといいのか?
これについてはまた次回お伝えします(^^♪





産後の回復ケアトリートメントの詳細は下記よりご覧ください↓















2024/11/12

出産は全身に力が入りやすくなるため産後は筋肉痛になる方がほとんどです。

また、妊娠中からの偏った姿勢等により、腹筋等の筋肉が使いづらくなり、代わりに腰背部が過緊張になりやすくなります。


それに加え、人によっては、むくみ、会陰切開の痛み、胸がぱんぱんに腫れた痛みと痛みのオンパレードになることも(涙)



また、産後1ヶ月は母乳のトラブルも多く、「母乳が思うように出ない」「赤ちゃんが上手く吸えない」「胸が張って痛い...」と悩む方も少なくありません。


このように全身が緊張状態にある中での赤ちゃんのお世話は思った以上に、お母さんの心身のバランスに影響を与えます。






産褥期・産後回復トリートメントでは、全身をオールトリートメントでゆるめていきます。
産後1ヶ月過ぎた方には、お身体の状態を見て、少しストレッチを加える場合もあります。





緊張や疲労がたまっている方は3日または5日パックをご利用される方が多いです。

中には、妊娠期からご予約頂く方や、パートナー様からご依頼頂くケースもあります。


3、5日パックの場合、例えば、1日目は全身、2日目は上半身(臀部・腰・背中・肩・腕)を重点的、3日目は下半身(臀部・脚前面・後面)を重点的にケアしていきます。
その方によっても異なりますが、3日以降からだいぶ身体の緊張がゆるまっていきます。



ゆるまると、身体の軸となるコアを意識しやすくなります。
インナーマッスルの鍛え方、正しい姿勢についてもお伝えさせて頂きます。











2024/11/08


こんにちは。産前産後&赤ちゃん専門セラピストのぶんです




ここ数日、急に寒くなり、ついに暖房をつけてしまいました。

(築年数が古い戸建てなので、より一層肌寒さを感じます...)



寒いと、身体の循環が滞りやすくなります。



それは赤ちゃんも同じこと。

寒さから便秘になることもあります。



ねんね期に多いうーんと踏ん張る力が弱く便秘になったり、離乳食が始まって便秘になることもあります。



こんな時は、オイルを使ったお腹のマッサージがオススメです









我が家も長男が「超」がつくほどの便秘症でしたので、このお腹マッサージは良くやっていました(^^♪



ちょうど、昨日ベビハグタイムにご参加下さいましたママさんからも、マッサージ後、うんちくんが出ました!との嬉しいご報告がありました(^^♪


ベビハグタイムは対面型の2ヶ月~あんよ前までの赤ちゃんとママがご参加できる会です。
ベビハグタイム



ベビーマッサージは、出張でプライベートレッスンも承っております。また、産後マッサージと合わせての組み合わせも可能です。
お気軽にお問い合わせください(^^♪





2024/10/23


突然ですが、これ私の第二子がお腹にいた頃の写真です。
(顔がアンパンマンみたいなので隠してます(笑))





赤ちゃんがいるお腹に長男を乗せていることも今となっては大問題ですが、ここで注目してほしいのは、この時の私の姿勢です。


思いっきり、腰を反っていますよね


いわゆる、反り腰というやつです


また、妊娠中はお腹の重みが前にかかっていくので、バランスをとるために背中は丸まって猫背にもなりやすくなります


反り腰になると骨盤の傾きが写真のように前に傾きます(これを骨盤の前傾と言います)









反り腰で骨盤も前傾になると、いろいろと問題が出てきます


ひとつは「腰痛」


これは、産前に関わらず産後も同様です


妊娠時、お腹の赤ちゃんがいるとなかなかお腹の力を意識しずらいものですが、さらに反り腰でお腹を使うことが難しくなり、その分、腰背部が頑張って働くため、腰痛になりやすくなります。



産後の下腹ぽっこりもこれが原因です。



もうひとつは、インナーユニットの低下です。


インナーユニットとは、横隔膜(おうかくまく)、腹横筋(ふくおうきん)、多裂筋(たれつきん)、骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)の4つの筋肉で構成された、腹腔を覆うインナーマッスル(深層筋)です。


※お腹まわりを囲む筋肉の箱のことを「インナーユニット」といいます。



妊娠中はお腹の赤ちゃんが大きくなるにつれて、骨盤庭筋群がダメージを受けやすくなってきます。
それが原因で「尿漏れ」に悩まされる方も少なくありません...。




  • インナーユニットのそれぞれの働き

    ★横隔膜:呼吸の時に使う筋肉
    ★腹横筋:腹筋群の中でも一番奥になる筋肉。運動では鍛えにくい。
    ★多裂筋:脊柱を支える。
    ★骨盤底筋群:骨盤・内臓を下から支える。


    【特徴】インナーユニットは、良い姿勢と良い呼吸のための重要な筋肉。この4つの筋肉は連動して動く。
    骨盤底筋群は横隔膜と連動して動くので、呼吸を使って強化することが必須。


    妊娠中は、赤ちゃんが大きくなるにつれ、お腹の筋肉が引き延ばされて、ゆるんだ状態になていきます。そして、このインナーユニットも引き延ばされていきます。だからこそ、妊娠期からの正しい姿勢はとっても大切!!!



インナーユニットは、体幹の安定や姿勢の保持、内臓の保護、予備動作など、さまざまな役割を担っています。




このインナーユニットを自然に働かせるために大切なのは、、、


「正しい姿勢」「骨盤の位置(ニュートラル)」
です。





骨盤が前に傾きすぎない(前傾)、後ろに傾きすぎない(後傾)。

まずは骨盤はまっすぐに起こすことが大事です。これを骨盤のニュートラルと言います。








早速、ご自身でも骨盤の位置を確認してみましょう♪

位置を確認する際に指標となるポイントが2つ。


★腰骨の骨

★恥骨(おまたにある骨)


ここを写真のように手で三角形を作って覆ってみます





この三角形が横で見た時に、床に垂直にある時が一番、コアが働きやすい。つまり、ニュートラルポジションです。


これが、腰骨が恥骨より前にあると、前傾になり、骨盤底筋が働きません。逆に後傾でも同じです。


座った時でも同じように、骨盤をしっかり起こして、座骨(ざこつ)で座ります。(骨盤を後ろに倒して仙骨で座らない。腰痛の原因に。)


さらに、頭を上から引っ張られているようにすると自然と姿勢も良くなります。
(姿勢を良くするというと、変に肩に力が入りやすくなりますので、それよりも頭上を上に引っ張るイメージだと力みなく自然な姿勢になります。)



骨盤がどの位置にあるかで、身体の使い方が全然変わってきますし、コアの働き方が変わってきます。


ここを意識するかどうかがとっても大切です。




妊娠中はお腹の赤ちゃんの心地よい部屋(子宮環境)を作るのにも役立ちます。強いては、安産にも影響があります。

妊娠期から、気をつけていると、産後の回復も違ってきます。


産後も意識することで、無駄なところに力が入り過ぎず(筋肉のオーバーワーク)、腰痛、肩こり等不快な症状も軽減できます。強いては、楽な子育てに繋がります。


産前産後のマッサージのひとつの目的は、このオーバーワークな筋肉をゆるめていくことです。そうすることで、インナーがより意識しやすくなります。






産後15年経って、人に身体に触れ、ようやく自分のカラダの癖に気づいた私ですが、数年前より姿勢を意識し始めたお陰で少しずつ体が変わってきました。とは言え、まだまだ癖がありますので、ひとつひとつ改善している最中です。









早い段階から、意識付けをすると身体の変化も早いです。


産前産後は、ホルモンバランスの変化もあり、身体の変化が大きいですが、この機会にご自身の身体を見直すチャンスだと思います。


ぜひぜひ、一緒に子育てしやすいカラダ、強いてはおばあちゃんになるまで元気なカラダ作りをしていきましょう♪





2024/09/28

マタニティマッサージいつまで受けられますか?


よくお客様から質問されます。


答えは、、、


「臨月まで受けられます」




実際に「いよいよ来週予定日なんです」

という方も少なくありません。


当サロンは出張専門で対応させて頂いておりますので、お腹が重くなって、身動きもとりずらくなった臨月の方もご自宅で安心して受けて頂けます。


特に、臨月になりむくみがひどくなるマタニティ様もいらっしゃいますので、そういう方には、むくみに集中したケアをさせて頂いております。





フットオイル付マタニティマッサージ↓↓↓

マタニティ期 むくみ・腰痛・肩こり解消スペシャルケア 妊娠後期になるにつれ、むくみやすくなります。中でも足はむくみやすく、ぞうのようにパンパンになり歩くのさえ辛いという方もいます。むくみが起きる原因は以下の3つです。・ホルモンバランスの変化・血液量の増加・子宮の成長時間をかけてむくみ解消につな...
 



また、出産してすぐの産後ママさん(産褥期)のケアも行っておりますので、出産されてもご利用頂く方もいらしゃいます。



出張対応範囲は主に世田谷区をメインに行っておりますが、杉並区、新宿区、渋谷区等の東京23区、また近隣の川崎市、調布市、狛江市の方からもご利用頂いております。(※別途出張費・交通費がかかります)



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